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NEC F19W2A 映らない

NECの19インチワイド液晶モニタ、F19W2Aです。
ハードオフで「電源は入るが、VGA・DVIどちらも映らない」という物を千円で買ってきました。
2012年頃のVALUESTARの付属品のモニタのようです。
実際の型番はLCD-AS192WMだと思われます。
通電してみた所、「NO SIGNAL」は正常に表示されました。
パソコンに接続するとノイズらしい物しか映りません。
とりあえず電源部と液晶は健全なようです。

映像を処理している基板を取り出してみました。
見た目の異常は無かったので、電解コンデンサを交換してみます。
しかし、全ての電解コンで容量の変化やESR値の増大は有りませんでした。
とりあえず組み立てて動作確認します。
映ってしまった…。
闇雲に電解コンデンサを全部交換するというのは
あんまり直した感じがしなくて好きじゃないんですが、動いたのでよしとします。
今まで使っていたモニタがDELLのE207WFPだったので
次は21インチのフルHDにしたいなーと考えていたのですが、
何故か19インチのWXGA+を買ってきてしまいました。
しかし、このモニタはシールドがちゃんとしているし、
筐体もしっかりしているので好感度高めです。
ホンダ トゥデイ 純正時計

ホンダ トゥデイの時計です。
88年~98年頃の角目のダッシュボードに装着する純正品だと思われます。
筐体には「JECO JAPAN 28676」と書かれています。
(友達の車の物なので詳しいことは良く分かりません)
+12V電源に接続して動作を確認しました。
ケースを軽く叩くと時間が進むので、確かにおかしい感じです。

ちょっと昔のクルマによく有った、蛍光表示管の時計です。

大きい抵抗の足がハンダ割れしていました。
怪しいところは全部ハンダ付けをやり直しました。

作業後、叩いても時間が進むことはなくなりました。
ついでに電解コンも交換しておきました。
DISPLAYボタンはキーオフの時に押すと時刻表示をするボタンの様です。

車両とは4ピンカプラで繋がります。
C+ 常時電源
IG+ アクセサリ電源
L+ イルミ電源(多分。試していません)
E- マイナス
ナショナル RE-830

ナショナルの真空管ラジオ、RE-830です。
6球スーパーの3バンド(MW/SW/FM)機です。
ハードオフで3000円で売られていました。
2スピーカーでFMも聴けるので中級機でしょうか?
当初はひどい汚れで真っ茶色でした。
そんな状態でも電源を入れたら音が出ました。

幸いにも内部は埃だけだったので、
ハケで拭ってエアーで吹き飛ばしました。

ヒューズホルダの金具が折れてしまっていて、
ヒューズが直に半田付けされていました。
捨てる機械からちょうど良さそうなヒューズホルダを見つけました。

ピッタリです。
電源コードもカチカチだったので取り替えました。

古い電解コンデンサは無条件で取り替えたい所です。

ブロックコンデンサなので、配線がちょっと面倒ですが…。

なんとか元の場所に収めることができました。

ペーパーコンデンサも全点交換します。

MFコンに交換しました。

外部に接続する所(アンテナ端子・PH端子)にペーパーコンが使われていました。
トランスレスなので感電しないようになっているのでしょう。

筐体の内側に糸掛け図が貼ってありました。
紙がパリパリなので、剥がしてスキャンしてみました。

背面の板には真空管配置図も書いてありました。

電源スイッチと音質調整のダイヤルが一緒になっています。
普通は音量と兼用だと思うので、ちょっと不思議な感じです。
AMでもHIGHの方まで回すと結構良い音で聞こえます。
KENWOOD TS-881 周波数表示出ず

KENWOODの430MHz帯固定機、TS-811です。
ハムフェアで「動作するが、周波数が表示されない」と言うものを3000円でゲットしました。
電源を入れるとSメーター等のランプは点くものの、周波数が表示されない状態でした。
バックアップ電池の電圧は充分有り(3.2V)、オールリセットしても変化無しです。

FL管の乗っている、ディスプレイユニット基板が怪しそうです。

早速割れているトランジスタを発見しました。
横のトランジスタも死んでいました(Q9・Q10 2SC1959)

セカンドソース品の在庫が有ったので交換しました。
しかし、FL管は点かないままです。

ネットに落ちていたサービスマニュアルで配線を辿った所、
ディスプレイユニット基板にはこのトランジスタから電源が供給されている様でした。
(コントロールユニット基板のQ15 2SC2703)
よく見ると足が裂けています。これも死んでいました。

同じトランジスタは無かったのですが、
定格が近い(厳密に言うと満たさない)2SC2235が有りました。続いて交換。
FL管近辺から電気が流れる音(多分コイルが鳴く音)がするようになりましたが、まだ表示は消えたままです。
そして交換したばっかりのトランジスタ3点がめっちゃ熱い。慌てて電源を切りました。
ディスプレイユニットへの配線を外すとQ15は熱くならないので、ディスプレイユニットのどこかでショートしている様です。
他のトランジスタかダイオードが死んでいるのか、ICがダメなのか、色々考えたのですが…。

コンデンサが死んでいました。(C13 50V10μF)
電解コンって、ショートモードで故障することが有るんですねぇ…。
このコンデンサが死んで、トランジスタが巻き添えになったと思われます。

無事FL管が光るようになりました。

無線機はこのタイプの表示のがカッコよくて好きです。
どうにか外に持ち出せるようにして、移動でSSBでもやってみましょうか?
第一電波工業 DSP1000

第一電波工業(ダイヤモンドアンテナ)の安定化電源 DSP1000です。
10A出力のスイッチング電源です。

電圧が3~15Vの範囲で可変出来る電源ですが、
13.8Vで固定するスイッチも有ります。(アマチュア無線機向けな為)
本機はこのスイッチで電圧を固定した際、
13.8Vが出力されているのに、表示が14.0Vとなるのが気になるので調整をしました。
たった1%の誤差ですが、過電圧を掛けているような気がして怖いんですよね…。

同じ筐体で20Aと30Aのタイプも有るので、内部は余裕のある感じです。
電解コンデンサは全てCapXon製でした。

フロントパネル裏の基板にインターシルのICL7107というICが有りました。
電圧電流の測定とLED表示を担っているようです。

データシートを見た感じだと、この半固定抵抗で調整できそうです。

フロントパネルに基板を装着した状態だと、ここの穴から調整が出来ます。
電源を入れながら調整しました。

13.8V固定の状態でちゃんと13.8Vの表示になりました。